Windows Update クライアントの情報を初期化する

　Windows Updateが失敗する場合、下記の作業で解消することがある。WSUSの環境でも同様です。但し、数回実施して解消しない場合、OSの再インストールを実施する。

1.Windows Update サービスの停止

net stop wuauserv

2.Background Intelligent Transfer Services サービスの停止

net stop bits

3.SoftwareDistribution フォルダー名の変更

ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old

　※既定値 C:\Windows\SoftwareDistribution

　※このフォルダは、最後に削除しても問題がないと思う。

4.BITS ジョブの削除

del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat

　Windows 10 バージョン 1703 以降では、qmgr0.dat, qmgr1.dat ファイルが存在しないため下記のコマンドにて削除を実施する。

del /Q %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader*

5.Background Intelligent Transfer Services サービスの開始

net start bits

6.Windows Update サービスの開始

net start wuauserv

7.「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Update」をクリックし、「更新プログラムのチェック」をクリックする。

　Windows　Updateをコマンドで実行する場合は、下記の通り。

usoclient startscan

8.Windows Updateが正常終了することを確認する。

Windows Update クライアントの情報をクリアにする手順

https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2014/12/02/windows-update-3/